ダウントン・アビーのパン 〜その1(ドラマの中での食パン)〜: 1stシーズンから2ndシーズン初回まで

今の私は,ほとんどテレビを観れない。テレビから流れてくる情報量に,アタマが追いつかないためだ。簡単にいうと「疲れる」からである。

そのため,ニュースや気象情報でさえ見ない。

 

しかし,最近,だいぶ調子も良くなってきて,ダウントン・アビーという英国制作の人気ドラマをHuluを使って観始めた。なお,Amazonビデオでも,DVDでも視聴することが可能である。

嵐の予感

ダウントン・アビーを既に視聴している方には,「何を今更」であろうし,興味がない方には,「何それ」であろう。

家内が観ていたのであるが,興味がなかった。

しかし,映画「メリー・ポピンズ」を観て,ダウントン・アビーを観てみたくなった(メリー・ポピンズについては,このブログにおいて取り上げている:「メリー・ポピンズ」でのパン〜当ブログ『パンを焼く日』の所以〜)。

メリー・ポピンズは1910年のロンドンの中流階級のMr. Banks家が舞台である(Mr. Banksは銀行役員)。彼の家には,家庭教師のメリー・ポピンズ,メイドが二人,そして,コックがいる。

メリー・ポピンズにパンの記事に書いたが,Mr. BanksとMrs. Banksが朝食に食べるパンは,耳を切り落とした「食パン」である。

私がダウントン・アビーを観ようと思った動機は,ドラマの中にどのようなパンが出てくるであろうか?という関心からである。

ドラマ ダウントン・アビーは英国伯爵家を巡るドラマであり,1stシーズンは1912年の大型豪華客船タイタニック沈没の話題から始まる。つまり,メリー・ポピンズの2年後である。当時の時間の進み方からすれば,ほとんど同時期である。つまり,ほぼ同じ頃の英国のパンを映画とドラマを通じて比較することができる。そういう動機でドラマを観ている。

今は,ダウントン・アビー1stシーズンと,2ndシーズン初回を観終わったばかりだ。記憶が,はっきりしているうちに,ブログ記事にしておきたいと思う。

通い合う想い

ダウントン・アビー1stシーズンは全7話であるが,パンがシーンとしてはっきりと現れるのは,2回しかない。第6話と第7話である。しかも,それは,サンドイッチとして現れる。ディナーのシーンなどは何度もあるのだが,そこにパンは現れない。

運命のいたずら

ダウントン・アビー1stシーズンは1914年に英国がドイツに宣戦布告したことをもって,2ndシーズンに引き継ぐ。

2ndシーズンの初回は,重厚だ。1時間9分しかないのだが,観るのに二日を要した。情報量が,多すぎるのだ。無駄なシーンも台詞も一切ない。集中して観ないと,理解することが難しい。

しかも,パンに関することでは,大きな変化がある。

開戦

朝食に「トーストした食パン」が現れるのである。1916年,開戦から2年後の朝である。

このPane neroというパンのことしか書かないブログにおいて,アーネスト・ヘミングウェイの武器よさらばを取り上げたことがある(過去記事:パンの本:武器よさら〜ヘミングウェイ〜(食パンとロールパンおよびプチパン))。

「武器よさらば」は第一次世界大戦西部戦線のイタリアとオーストリアの戦場が舞台背景である。米国人のイタリア軍への志願兵の主人公は,恋人と戦線離脱(敵前逃亡=軍法会議であれば重罪)し,スイスに亡命する。スイスのカフェで,楽しみにしていたロールパンを朝食に頼むが,「戦時中なのでロールパンはありません」と言われて,「食パン」を頼む。

ダウントン・アビー2ndシーズン初回の最初の15分に,開戦から2年を過ぎた日常として,食パンが朝食のテーブルに置かれている(もちろん耳は切り落とされている)。そして,メリー・ポピンズに現れる食パンと同じように,なぜか,立てた状態でテーブルに置かれている。我が家にパンを立てるものがないので,無理やり状態を作り出してみた。

立てた状態の食パン
立てた状態の食パン

ところで,このブログでは,「サウンドオブミュージック」のパンも取り上げた(過去記事:映画『サウンドオブミュージック』の中のパン〜ローヅパンのディナーを捨てるお話〜)。

サウンドオブミュージックは,1938年以降のオーストリア ザルツブルグが舞台であるが,トラップ一家がディナーで食べるパンは,ロールパンである。ザルツブルグはスイスと近い。

あるテーマをもって(私の場合は,パンである)ドラマや映画を観るというのは,それなりに,楽しいのであるが,「いろいろと考えること」が多く,一気に観るというのはとても難しい。

しかし,なぜ,第一次世界大戦時中にスイスと英国において「食パン」なのか,考えてみたいと思っている。いずれ,このブログの記事にすることもあるであろう。

また,ダウントン・アビーについては,その2,その3と記事を書くような気がするので,この記事は,その1とした。

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