ドイツっぽいパンを作ってみたくなった。
ブレーチェンとかゼンメルとかシュリっぺとか呼ばれるタイプの、小型のパンである。
かと言って、相変わらず、世の中のレシピ無視なので、まぁ、なんとなく捏ねて焼いてみた。
強力粉 140 g
ライ麦粉(中挽き) 60g(つまり、30 %)
レーズン発酵タネ 61 g (液)
食塩 4 g
水 95 g (レーズン発酵種と合わせて水分は78 %)
材料は、以上。
一次発酵 8°C × 24 h
二次発酵 室温 × 約2 h
200 gの粉から、分割したのは4個。
焼成条件 230 °C × 20 min
丸い姿の良いパンを目指したが、できたものは、かなり、形がファジーになった。
左手前だけは、姿は良い。
焼き時間は、色を見ながら調整した。
切断面は、以下の通り。
気泡ができて、意外にも柔らかなパンとなった。
ドイツのパンと言うと固く焼き上がるイメージをしていたが、意外にも柔らかなパンとなった。
ライ麦粉のパンはドライイーストを使って何度か焼いてはいるが、今回が最も柔らかいパンである。
味は、甘酸っぱい。レーズン発酵種の味が活かされている。ライ麦粉特有の匂いは、気にならない。どうも、ライ麦粉には酸味が合うらしい。
一晩置いてから食したが、ライ麦粉パンにありがちな、一口噛むのに時間を要する。
課題として、成形技能向上が残った。